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徹底解説:Twitchで棒読みちゃんを使う方法

      2017/05/24

このページではTwitch配信で棒読みちゃんを使う方法を解説していきます。

このページで説明する棒読みちゃんスクリプトは、筆者がTwitch向けにカスタマイズしてあります。よければ、ご利用ください。

※スクリプトの公開を休止しております。

Limechatのセットアップ

【1】http://limechat.netをブラウザで開きます。画面右側の最新版をダウンロードから、ファイルをダウンロードしてください。64bit OSを利用されている方は64bit版をダウンロードしてください。

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【2】ダウンロードしたファイルをダブルクリックしてください。

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【3】LimeChatのセットアップダイアログが表示されます(環境によっては、UACの確認ダイアログが表示される場合があります)。[インストール]を選択してください。

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【4】インストールが完了すると、下記画面が表示されます。[完了]をクリックしてください。

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LimeChat2の初期設定

【1】インストール時に「Limechat2を実行」のチェックが入っていると、自動的にLimeChatが起動します。起動しない場合は、スタートメニューから起動してください。LimeChatが起動すると、下記ダイアログが表示されます。「自分で設定をする(上級者向け)」にチェックを入れて、[>>]をクリックしてください。

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【2】LimeChatの基本画面が表示されます。画面上部の「サーバ(S)」をクリックすると、メニューが表示されますので、「サーバを追加(S)」をクリックしてください。

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【3】サーバを追加ダイアログが表示されます。これからの設定を行うためには、少し追加で情報が必要になります。インターネットブラウザを開いてください。

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【4】インターネットブラウザでhttp://www.twitchapps.com/tmi/にアクセスしてください。画面下部の「Connect with Twitch」をクリックしてください。Twitchへのログイン画面が表示されますので、ログインを行ってください(既にログインしている場合はスキップします)。

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【5】認証が完了すると、"oauth:"で始まるパスワードが表示されます。oauth:の文字を含めて、灰色の箇所に記載されている文字がパスワードですので、控えておいてください。

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【6】Limechatの画面に戻り必要な情報を入力していきます。

[1]設定名:Twitch.tv

[2]ホスト名:irc.twitch.tv

[3][サーバパスワードを使う]にチェック

[4]パスワード欄に【5】でメモした"oauth:****"のパスワードを記載。

[5]ニックネーム・ログイン名・名前に、TwitchのログインIDを記載。

[6]文字コードに"UTF-8"を選択。

全ての入力が完了したら、[OK]をクリックしてください。

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【7】メイン画面に戻り、メニューの「サーバ(S)」をクリック、[接続C]をクリックしてください。

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【接続設定が失敗している場合:Login unsuccessfulが表示されます】

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【接続設定に成功していると下記メッセージが表示されます】

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【8】続いて、Limechatで表示するチャット欄の設定を行います。メニューの「チャンネル(C)」をクリックし、[チャンネルを追加(H)]をクリックしてください。

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【9】チャンネル追加ダイアログが表示されます。チャンネル名に「#チャンネル名」を記載してください。
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あなたのTwitchIDがshirataki_nico2だった場合、ここに記載するのは"#shirataki_nico2"です。[OK]ボタンをクリックしてください。

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【10】ここまでの設定が終わったら、Limechat2を一度終了してください。再度、Limechat2を起動し、サーバ・チャンネルの設定が完了していると、下記のような表示が行われます。
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読み上げスクリプト設定

あと一息で読み上げ設定が完了します。

【1】下記から最新の読み上げスクリプトをダウンロードしてください。

BouyomiLimeChat_twitch.js ←右クリックから「名前をつけてリンク先を保存」で保存してください。

【2】Limechatのメニューから「設定(O)」をクリック、「スクリプトの設定(C)」をクリックしてください。

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【3】スクリプトの設定ダイアログが表示されます。[スクリプトフォルダを開く(F)]をクリックしてください。

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【4】スクリプトを配置するフォルダが表示されます。先ほどダウンロードしたBouyomiLimeChat_Twitch.jsファイルを置いてください。
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【5】ファイルの配置が完了すると、下記のようになっているはずです。

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同時に、Limechatの画面上には、ファイル名欄にBouyomiLimeChat_Twitch.jsのファイル名が省略表示されているはずです。

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【6】Twitch.tvの欄を右クリックすることで、○印がつきます。閉じるボタンをクリックしてください。

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棒読みちゃんのセットアップ

【1】以下のサイトから棒読みちゃんをダウンロードしてください。

http://www.vector.co.jp/soft/dl/winnt/art/se475579.html

【2】zipファイルがダウンロードできるはずですので、任意の圧縮・解凍ソフト(圧縮・展開ソフト)で、展開し、Bouyomichan.exeを実行してください。

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【3】初回確認として、プラオインの有効を聞いてきます。よほどのことが無い限り、[いいえ(N)]を押していけばいいはずです。

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【4】すべてのプラグイン有効化確認が終わったら、下記ダイアログが表示されます。画面真ん中の枠に、"テスト"などの適当な文字列を打ち、画面左上の緑▲マークを押すと、棒読みちゃんが発話するはずです。

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Limechat&棒読みちゃんの連携動作確認

【1】ここまでの設定で、Limechatと棒読みちゃんがそれぞれ起動しているはずです。Limechatで設定したスクリプトは、棒読みちゃんが起動していると自動的にそれを認識し、連携するようにプログラムされています。ですので、両者が起動していることを確認しておいてください。

【2】自分のTwitchページを開いてください(https://www.twitch.tv/[自分のTwitchID]/profileをブラウザで表示してください)。

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【3】画面右側のチャット欄を開き、適当な文字を打ちます。スクリプトの初期設定では「。」が文章に含まれていることが、棒読みちゃんの読み上げルールになっているので、例えば、「テスト。」などと入力してください。ここまでの設定が成功していれば、聴きなれた棒読みボイスが聞こえてくるはずです。

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スクリプト設定変更

ここまでで棒読みちゃんの設定は完了していることを前提に説明します。

また、ここからは少し高度な話になりますので、必要な方のみ設定してください。

【1】先ほど設置した"BouyomiLimeChat_twitch.js"を秀丸などのテキストエディタで開いてください。

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【2】テキストエディタでファイルを開いたら、それぞれの目的に応じて設定を変更していきます。

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発言者の名前を読み上げない

初期設定では、testuserさんが「こんにちは。」と発言すると、「テストユーザ。コンニチハ。」と発話します。

視聴者さんが多くなってくると、いちいちユーザ名を読み上げるのがうっとうしくなってくるでしょう。この場合、

var bNick = true;

の設定を

var bNick = false;

と変更してください。

全てのコメントを読み上げる

初期設定では句点「。」がある場合にのみ、読み上げする設定になっています。

全てのコメントを読み上げると、発話が重なりうっとうしくなることが予想されるため、このような設定にしていますが、どうしても全員のコメントを読み上げたい場合には、

var bDelimiterMode = true;

var bDelimiterMode = false;

と変更してください。

句点読み上げを、任意の文字に置き換える

初期設定では句点「。」があることで、読み上げするようにしていますが、句点「。」は意図せずに利用されてしまう可能性があります。このため、明確に読み上げするルールを設けたい場合には、「@発話」とか「@配信者名」といったように、読み上げルールを設けることが可能です。

例えば、「こんにちは、元気ですか?」は読み上げず、「こんにちは、元気ですか?@しらたき」は読み上げるなどです。この例の場合、

//デリミタ指定 [2016.06.14追加]
var delimiterString = "。";

//デリミタ指定 [2016.06.14追加]
var delimiterString = "@しらたき";

と変更してください。

読み上げするユーザを限定する

特定のユーザのみに読み上げを許可することも可能です。

読み上げない通常ユーザとは別に、読み上げするユーザの種類を、常連ユーザ・Paypal購読者・Twitch購読者の3種類用意しています。

※「購読者」という言葉が分からない方は、この機能の設定はそもそも不要です。

通常モード

bBusyMode=false

bVeryBusyMode=false

ビジーモード

bBusyMode=true

ベリービジーモード

bVeryBusyMode=true

通常ユーザ 読み上げる 読み上げない 読み上げない
常連ユーザ 読み上げる 読み上げる 読み上げる
Paypal購読者 読み上げる 読み上げる 読み上げる
Twitch購読者 読み上げる 読み上げる 読み上げない

常連ユーザ設定

下記にユーザを追加してください。

//ユーザ名は、すべて小文字に変換して記載してください。
//常連ユーザ名を追加してください。
var friendlyUserList = [
"test", "test2"
];

Paypal購読者ユーザ設定

下記にユーザを追加してください。

//paypal購読ユーザ名を追加してください。
var paypalSubscriptionList = [
"test3", "test4"
];

Twitch購読者ユーザ設定

Twitchパートナー契約を行っている方には、定期的にTwitch社から"subscriber_list.csv"が送付されます。これをダウンロードし、HDDの任意の位置に保管してください。

保管したフォルダパスを下記に設定してください。フォルダパスは、通常、\マークで構成されますが、\\に置き換えてください。

//twitchのsubscriber_listのパスを指定してください。
//※ファイルパスは絶対パス指定。\\で区切ってください(Java Scriptの仕様のため)。
var twitchSubscriptionsFilePath = "C:\\Users\\USER\\Documents\\subscriber_list.csv";

NGワード・NGユーザを指定する

悪意あるコメントをするユーザは、Twitchチャット上で/ban [ユーザ名]でBANできます。

しかし、そこまでするほどではないけど、読み上げはさせたくないユーザや、特定の言葉だけ読み上げないようにしたい場合は、それぞれ、下記を設定してください。

NGユーザ

// bBusyModeの有無に関わらず読み上げないユーザ
var ngList = [
"nightbot", "nguser2"
];

NGワード

// NGワードを登録します。
var ngWordList = [
"fuck", "死ね。"
];

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